山から降りてきました。

今日は10月の5日ですので、山から降りてきてまもなく一週間が経とうとしております。

 

今シーズンより、山行記録をここにつけようと思ったのに、(想像どおり?)三日坊主でおわってしまった。

最後の日記?みたいなのもよく分からん愚痴が綴られてるし、、

記録は海の日のバイトで終わってるが、山はつづいた。それどころか、今年はこれまでにないくらい山に登った。それはたぶん10年かけて登るような数を1シーズンで登ったようなもの。具体的には鹿島槍立山・劔、鳥海山などなど、、。まぁ、紙日記はちゃんとつけてたので別にこっちは、、誰も見ない訳だし、、。

でも、いつかはこっちもちゃんと書きたい気もする。少なくとも紙に書くよりは電子の海に放った記録の方が残る訳だし(悪い意味でも)。

 

9/29まで小屋に居て、降りてきてすぐに後期の大学がはじまった。履修登録だけして、また来週は小屋閉めに行くのであるが。

そこで今回は山を離れ、名古屋に戻ってからのお話なのです。

不思議な夢

それは10月3日の夜のことです。

この日の大学は久々のゼミ(行ってなかったので)があったので、そのまま夕方から藤が丘で学科の数人で飲み会をした。皆けっこう飲んだので僕もかなり飲んでしまい、そのまま大学に戻って部室でひとり寝た。(最寄りのバス停は終バスが早すぎるし、次の日は1・2だけ講義なのでこうした方が効率的なのである)

 

で、まぁこっからが夢なんだけど、

 

ふと気づくとさっきまで一緒に飲んでたメンバーがいる。と、思うとS君という男も入ってきた。S君というのは不思議な男で、同じ学科なのだが、留年したとかそういう変な噂が立っていて(なんせ全く大学で見ないので)丁度、先ほど話題にあがっていたのであった。

彼は元来無口なのだが、この時ばかりは上機嫌でなにやら嬉しそうに話していたのだが、何の話だったかは思いだせない。。そしてかれはピザの出前をいくつも取って、しかもそれをこの部室で何度も受け取っているのである。僕は驚いて、「こんな夜更けに守衛にバレたらどうするんだ! 」と言ったのだが、彼は気にもせず、まわりの皆も彼をただ称賛しピザを頬張るのみであった…。

 

 

そして、次に気がつくと昼下がりの大学校内を早足で歩いていた。どこに向かっているのかは分からないが、きっと講義に遅れそうなのだろう。

すると前方に見覚えのある男がいた。中学の同期K君だと分かるまでそう時間はかからなかった。ただ彼は現在医学部を目指して3浪中と聞いている。不思議に思って「看護学部?」なんて聞いてしまった。男なんていないのに。そしたら医学の道から方向性を変えて、今季から社福の学科に入るんです、だって。なぁんだたいしたもんじゃないか、。

彼の照れくさそうな顔がなんとも、懐かしかった。

 

と、いうような夢であった。気がつくと外ではかなり激しい雨と風で雷鳴も轟いていた。時刻は午前3時をまわったあたり。ちょうど台風から変わった低気圧が東海地方を通過中だったのです。

 

SもKも僕の夢の初登場である。基本的に僕の夢には限られた人しか登場しない(か忘れているか)ので、なんでまたこんな夜にと。まぁSに関しては話題にしてたからだろうけど、Kなんて消息不明である。なんかあったのかな。まぁ、忘れかけてると夢に出るなんていったりもするんでね、、なんともいえんね。

 

 

そんな感じのことを酔いが覚めた頭で考えながら、雷鳴を気にしていた。僕は雷が世界で一番嫌いなので、前線が通過するまで寝れなかった(はず)。

 

そして気づくと明るくなっている。6時くらいかなぁなんて考えてたら、外の廊下を歩く音がする。学生かな?とか思って気にしていたのだが、どうやらその人は部室棟のチェックをしているようである(お酒とか持ってると摘発されちゃう)。マスターキーみたいなので部屋を開けて、順番に点検してるらしい。

僕は別に寝てただけだし、ここにはお酒も火気もないわけで、それにまだ眠かったのでそのままで横になっていた。

するとまた眠ってしまったようで、その人が僕の居る部屋のドアを開けた音でまた起きた。

僕が寝ていたからであろう、その人は「学務からの指示で点検に参りました」など言って、部屋をみまわした後、「秋の雨にしてはしつこいですな」とひとりごとか、僕を意識してなのか呟いて出ていた。

 

また誰もいなくなったので安心して眠った。8時半まで起きなかった。授業開始20分前である。

とりあえず喉が乾いたので外に出た。午前の太陽が眩しかった。心地よい風も吹いていて、夜の嵐で落ちた木葉が舞っている。なんとも言えぬ生きた実感みたいなのを肌で感じた。

 

その後

寝ぼけたまますぐ講義に出たので、朝の出来事は忘れてしまったことも多い。

それにしてもあの早朝の検査なんて、今考えてたら夢だったのかなぁとも思う。それに朝早くにそんなことをするなんて考えにくいし、天気の描写もなぁんかズレてる気もする。

それでも起きてた(はず)時にあるあの夢ではないという自信は、今これを書いてる現実の時のそれと全く同じであったし、前に見た2つの夢とは全く別物のように感じてならない。それにあの夜確かに横の机に置いておいた小銭入れとスマートフォンが今になっても見つからないのである。