連休要因で山小屋へ

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↑三日間ほとんど眺望なし

 

僕がはじめて山小屋でバイトをしたのが、2年前の夏。

大学の夏は山で暮らしたいとずっと考えていたので、最初の年は夏休みの4分の3を山に捧げた。

場所は白馬の大池山荘という湖畔の美しいところ。なぜここにしたのはもうよく思い出せない。希望は稜線の小屋で樹林帯ではなく高度感のあるところだったはず。

はじめは南アやら槍や穂高らへんに電話かけてみたけれど、7月からの募集が多くなかなか採ってもらえなかった。

盆前からでも…とネットや雑誌の求人をみてここへ流れ着いたのだろう。

 

去年は他の山域の小屋に短期で入り、9月はまた白馬に戻ってという夏をすごした。

そんなかんじで2シーズンを白馬ですごし、まぁ居心地も良く、またあの稜線を歩きたくなったので今年も迷わず行くことにした。

 

3シーズン目は他の山小屋に行くでもなく、純粋にいろんな山へ登りたいので、(そうです、ピークハンターですがなにか) 小屋暮らしは9月の3週間のみ。

 

それとは別に海の日の連休にお手伝いで行きたいと伝えたら、交通費も出すので是非来てくれなんていわれちゃって、今回の山行が決定したわけです。

もちろん、はじめからお手伝いだけが目的のはずもなく、後立山縦走をしようと企てていたが、どうも梅雨が開けそうにないので、1週間後に縦走をすることにし、今回は小屋へ行っただけ。

 

12(金)

なぜか毎回晴れるソフトボールを終え(3打数1安打・絵にかいたようなトンネル)、イオンでお土産を買って20時過ぎの電車で出発。

松本に23:33着

そう、駅寝です。 駅寝サイトなんか見てるとよくきく駅なので、今回わざわざ松本終電になるように計画したが、騒がしくてあまりよく寝られず…。連休前なので僕とおなじような輩がいたので通行人の横でも多少は寝られたが、フツーの日だったら精神的にダメだったかも(Highly Sensitive Childなもんで)


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↑寝袋視点

13(土) 

始発の大糸線に乗って8:00白馬。18きっぷが使えなくても、学割で3500円で来れちゃうんですね。

本社に8時集合なので、ちょっと遅刻。まぁ事前に伝えてたとうり…

登山口まで送ってもらってひとりで登りはじめ。2時間半で大池着。いゃあ、懐かしい、雪がまだ沢山…


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↑乗鞍の斜面

ここまで長々と書いてきたが、肝心のお手伝いはというと、まぁ天気が悪くてもそれなりに混んでたので、朝と晩に多少は役にたったかな?くらいで、あとはもういつものようにのんびりしたり厨房で談笑したりと、なかなか充実した時間でしたね、

あっという間に連休は終わってしまって月曜の朝もう下山。

小屋に来てしまったせいかもうすっかり夏休みモードなので、下りたくなかった。来週はまた白馬に来るわけだし、小屋の人手も足りてないみたいなので滞在を1週間伸ばしてしまおうかと真剣に考えたが、バイト先の店長がそろそろキレそうなのと単位が危ういのでしかたなく下山。

 

まぁでも、週末登山感覚で来てお金まで貰えちゃったら満足ですよ。9月もお土産たくさん持って登ろうっと。

 

おしまい

登山日 2019.7.12~15