山から降りてきました。
今日は10月の5日ですので、山から降りてきてまもなく一週間が経とうとしております。
今シーズンより、山行記録をここにつけようと思ったのに、(想像どおり?)三日坊主でおわってしまった。
最後の日記?みたいなのもよく分からん愚痴が綴られてるし、、
記録は海の日のバイトで終わってるが、山はつづいた。それどころか、今年はこれまでにないくらい山に登った。それはたぶん10年かけて登るような数を1シーズンで登ったようなもの。具体的には鹿島槍、立山・劔、鳥海山などなど、、。まぁ、紙日記はちゃんとつけてたので別にこっちは、、誰も見ない訳だし、、。
でも、いつかはこっちもちゃんと書きたい気もする。少なくとも紙に書くよりは電子の海に放った記録の方が残る訳だし(悪い意味でも)。
9/29まで小屋に居て、降りてきてすぐに後期の大学がはじまった。履修登録だけして、また来週は小屋閉めに行くのであるが。
そこで今回は山を離れ、名古屋に戻ってからのお話なのです。
不思議な夢
それは10月3日の夜のことです。
この日の大学は久々のゼミ(行ってなかったので)があったので、そのまま夕方から藤が丘で学科の数人で飲み会をした。皆けっこう飲んだので僕もかなり飲んでしまい、そのまま大学に戻って部室でひとり寝た。(最寄りのバス停は終バスが早すぎるし、次の日は1・2だけ講義なのでこうした方が効率的なのである)
で、まぁこっからが夢なんだけど、
ふと気づくとさっきまで一緒に飲んでたメンバーがいる。と、思うとS君という男も入ってきた。S君というのは不思議な男で、同じ学科なのだが、留年したとかそういう変な噂が立っていて(なんせ全く大学で見ないので)丁度、先ほど話題にあがっていたのであった。
彼は元来無口なのだが、この時ばかりは上機嫌でなにやら嬉しそうに話していたのだが、何の話だったかは思いだせない。。そしてかれはピザの出前をいくつも取って、しかもそれをこの部室で何度も受け取っているのである。僕は驚いて、「こんな夜更けに守衛にバレたらどうするんだ! 」と言ったのだが、彼は気にもせず、まわりの皆も彼をただ称賛しピザを頬張るのみであった…。
そして、次に気がつくと昼下がりの大学校内を早足で歩いていた。どこに向かっているのかは分からないが、きっと講義に遅れそうなのだろう。
すると前方に見覚えのある男がいた。中学の同期K君だと分かるまでそう時間はかからなかった。ただ彼は現在医学部を目指して3浪中と聞いている。不思議に思って「看護学部?」なんて聞いてしまった。男なんていないのに。そしたら医学の道から方向性を変えて、今季から社福の学科に入るんです、だって。なぁんだたいしたもんじゃないか、。
彼の照れくさそうな顔がなんとも、懐かしかった。
と、いうような夢であった。気がつくと外ではかなり激しい雨と風で雷鳴も轟いていた。時刻は午前3時をまわったあたり。ちょうど台風から変わった低気圧が東海地方を通過中だったのです。
SもKも僕の夢の初登場である。基本的に僕の夢には限られた人しか登場しない(か忘れているか)ので、なんでまたこんな夜にと。まぁSに関しては話題にしてたからだろうけど、Kなんて消息不明である。なんかあったのかな。まぁ、忘れかけてると夢に出るなんていったりもするんでね、、なんともいえんね。
そんな感じのことを酔いが覚めた頭で考えながら、雷鳴を気にしていた。僕は雷が世界で一番嫌いなので、前線が通過するまで寝れなかった(はず)。
そして気づくと明るくなっている。6時くらいかなぁなんて考えてたら、外の廊下を歩く音がする。学生かな?とか思って気にしていたのだが、どうやらその人は部室棟のチェックをしているようである(お酒とか持ってると摘発されちゃう)。マスターキーみたいなので部屋を開けて、順番に点検してるらしい。
僕は別に寝てただけだし、ここにはお酒も火気もないわけで、それにまだ眠かったのでそのままで横になっていた。
するとまた眠ってしまったようで、その人が僕の居る部屋のドアを開けた音でまた起きた。
僕が寝ていたからであろう、その人は「学務からの指示で点検に参りました」など言って、部屋をみまわした後、「秋の雨にしてはしつこいですな」とひとりごとか、僕を意識してなのか呟いて出ていた。
また誰もいなくなったので安心して眠った。8時半まで起きなかった。授業開始20分前である。
とりあえず喉が乾いたので外に出た。午前の太陽が眩しかった。心地よい風も吹いていて、夜の嵐で落ちた木葉が舞っている。なんとも言えぬ生きた実感みたいなのを肌で感じた。
その後
寝ぼけたまますぐ講義に出たので、朝の出来事は忘れてしまったことも多い。
それにしてもあの早朝の検査なんて、今考えてたら夢だったのかなぁとも思う。それに朝早くにそんなことをするなんて考えにくいし、天気の描写もなぁんかズレてる気もする。
それでも起きてた(はず)時にあるあの夢ではないという自信は、今これを書いてる現実の時のそれと全く同じであったし、前に見た2つの夢とは全く別物のように感じてならない。それにあの夜確かに横の机に置いておいた小銭入れとスマートフォンが今になっても見つからないのである。
8月いっぴ
耳鳴りが他人事におもえない、あーやかまし。
誰もいない・雨も上がった学生会館からひとり寂しくかいてるぉよ!あー蝿が一匹迷いこんでらぁ、あなやかまし。空調は止まってンのか?暑いったらありゃしない。、
今日から8月?、皆もう夏休み気分なのかな。俺ゃぁまだ課題も終わっとらんし、全然そんな気はしんのだけど、夏をまぁ実感したいちにちだったねぇ。
今日はまぁ一時間目から大学におったんだけど、ずっと発表の準備をしとったわ。まぁいままでしてなかったから、今日になってバタバタしてんだけど。
ほんでやっとのことで終わらせた論文発表も、上手く発表できずいろいろ突っ込まれて、その返答に必死でしたわ。
なんとかゼミが終われば、ものすごい雨。今年分の雨が一気にふつたのでは?ってくらいの大雨と雷。
駅まで行くのにずぶ濡れ。まぁこれで帰宅なら夏っぽくて良いじゃんで済むんだけど、こっから藤が丘で飲み会。濡れたまま、
いやー先輩が多い席だったからいろいろ話した気もするけどほとんど覚えてない、まぁ先輩も本気じゃないだろし、俺もどーせ適当に受け流してんだろけど。まぁいいや、
そんなかんじで気づいたら大学の部室。ま、最近はこんな飲み方もしてなかったし、たまにはいいのかな。
明日は一限テスト、そのまま高校へ実習の挨拶。いやー不安だね、でも今さらどうしようもないし、うん、なるようにしかならないよ。
ま、着替えも持ってきたし、朝までゆっくりお休みか。
そんなわけで、どうせここに書いたことも忘れんだから、記録として残すだけの価値はあるかな。
2019.8.1 23:08 部室から今日の記録を
おしまい
連休要因で山小屋へ
↑三日間ほとんど眺望なし
僕がはじめて山小屋でバイトをしたのが、2年前の夏。
大学の夏は山で暮らしたいとずっと考えていたので、最初の年は夏休みの4分の3を山に捧げた。
場所は白馬の大池山荘という湖畔の美しいところ。なぜここにしたのはもうよく思い出せない。希望は稜線の小屋で樹林帯ではなく高度感のあるところだったはず。
はじめは南アやら槍や穂高らへんに電話かけてみたけれど、7月からの募集が多くなかなか採ってもらえなかった。
盆前からでも…とネットや雑誌の求人をみてここへ流れ着いたのだろう。
去年は他の山域の小屋に短期で入り、9月はまた白馬に戻ってという夏をすごした。
そんなかんじで2シーズンを白馬ですごし、まぁ居心地も良く、またあの稜線を歩きたくなったので今年も迷わず行くことにした。
3シーズン目は他の山小屋に行くでもなく、純粋にいろんな山へ登りたいので、(そうです、ピークハンターですがなにか) 小屋暮らしは9月の3週間のみ。
それとは別に海の日の連休にお手伝いで行きたいと伝えたら、交通費も出すので是非来てくれなんていわれちゃって、今回の山行が決定したわけです。
もちろん、はじめからお手伝いだけが目的のはずもなく、後立山縦走をしようと企てていたが、どうも梅雨が開けそうにないので、1週間後に縦走をすることにし、今回は小屋へ行っただけ。
12(金)
なぜか毎回晴れるソフトボールを終え(3打数1安打・絵にかいたようなトンネル)、イオンでお土産を買って20時過ぎの電車で出発。
松本に23:33着
そう、駅寝です。 駅寝サイトなんか見てるとよくきく駅なので、今回わざわざ松本終電になるように計画したが、騒がしくてあまりよく寝られず…。連休前なので僕とおなじような輩がいたので通行人の横でも多少は寝られたが、フツーの日だったら精神的にダメだったかも(Highly Sensitive Childなもんで)
↑寝袋視点
13(土)
始発の大糸線に乗って8:00白馬。18きっぷが使えなくても、学割で3500円で来れちゃうんですね。
本社に8時集合なので、ちょっと遅刻。まぁ事前に伝えてたとうり…
登山口まで送ってもらってひとりで登りはじめ。2時間半で大池着。いゃあ、懐かしい、雪がまだ沢山…
↑乗鞍の斜面
ここまで長々と書いてきたが、肝心のお手伝いはというと、まぁ天気が悪くてもそれなりに混んでたので、朝と晩に多少は役にたったかな?くらいで、あとはもういつものようにのんびりしたり厨房で談笑したりと、なかなか充実した時間でしたね、
あっという間に連休は終わってしまって月曜の朝もう下山。
小屋に来てしまったせいかもうすっかり夏休みモードなので、下りたくなかった。来週はまた白馬に来るわけだし、小屋の人手も足りてないみたいなので滞在を1週間伸ばしてしまおうかと真剣に考えたが、バイト先の店長がそろそろキレそうなのと単位が危ういのでしかたなく下山。
まぁでも、週末登山感覚で来てお金まで貰えちゃったら満足ですよ。9月もお土産たくさん持って登ろうっと。
おしまい
登山日 2019.7.12~15
梅雨と伊吹山
予定通り、先週末に伊吹山へ登ることができた。富士登山の予行を兼ねていたので、今回は三人での登頂。ま、そこらへんを詳しく…
梅雨の天気の難しさ
7月に入って梅雨末期といったところか?1週間前の段階で降水確率は80%であった。
週間予報を見た時点で再来週の予備日にまわそうかぁ…と話していたが、水曜日には傘マークが外れた。
ひとりで行く時はギリギリまで粘って、当日の朝判断するか、登山口まで行って判断する(この場合は雨でも登ってしまう時が多い)のだが、なんせ今回は複数人なので余裕のもった判断を。
結局、僕の勝手で曇天開催とした。
本当は、木曜のゼミで当日に開催される巡見に、山に登るので行かないと伝えてしまい、このまま何もせずに終わるのは嫌だったので。
↑当日の天気図
結果論になってしまうが、この日にして正解であった。登っている時は曇で眺望もなく、8合あたりで雨もやや強くなったのだが、山頂に着くとあら不思議、急に雨雲が去って一気に視界が開けた。
その後は青空の下、琵琶湖の眺めを楽しみながら下山できたというわけです。、
そんなわけで今回は予報が良い意味で外れてくれた。当然、逆もしかりで雨マークがなくてもちょっとでも前線が北上すれば雨が降るということで、まぁ梅雨の天気を読めるようになるにはまだまだというこっちゃ。
伊吹山のお話
↑三島池から 6/24撮
伊吹山は滋賀県の最高峰で関西のイメージが強いかもしれないが、濃尾平野からもよく見えるので愛知県内の学校の校歌にもよく登場する(らしい)。そんなわけで東海では山ヤ以外にも通じる数少ない山である。
それに、名古屋からは日帰りで公共交通機関を使って行けて、なおかつ樹木も少なくて眺望も素晴らしく、標高の割に登りがいもあるので若者の登山デビューにはちょうどよい。
僕も中学の時に友人とはじめて計画を立てて登った山が伊吹山だったと思う。
※ホーム・マウンテンは猿投山なのだが(またこれもいつか詳しく)、猿投山は計画なんてたてないし、昼前に思い立って出発しても暗くなる前には降りれたので、はじめての"山行"となると伊吹山のイメージがつよい
高校時代に2回、クラスや部活のメンバーと来ているので今回が4回目。それ以前に少なくとも2回は父親と登っているのでおそらく人生6回目の伊吹山登山。
今回の山行
メンバー:いなむう、いしぐろ
お天気 曇/雨後晴
5時半 家を出発。集合場所の金山駅までカブをとばす。
6:45 金山集合
6:55 米原行き乗車
8:00 近江長岡
バスに乗り換えて8時半登山口の上野神社
前回登ったときの湖国バスは古くさくて愛着があったのだが、新しいバスに置き換えられてしまい少し残念。
それに駅前にあった車庫も取り壊されていてあの看板がなくなってしまっていた。
↑これこれ…2015.9撮
↑昔のバス(車内から)
今回もコースタイムのみ
8:45 登山開始
10:45 3合目
13:00 山頂
いなむうは4年前に一緒に来ている、いしぐろははじめて。登山がはじめて。
意外と良いペース?
14:30 下山開始
15:35 5合目
16:45 登山口
16:49 バス←間に合った…
17時前のバスに間に合わせたので2時間と15分で降りれたわけか。
↑いろいろな雲があるね
↑奥に琵琶湖
↑5合目にて
伊吹山は富士山と似ている(と思う)のでペース配分やらなにかと分かってよかったかな。思っていたより二人が元気そうなのでたぶん富士もいけることでしょう。
あと、今回は一度もコケなかった。靴底が新しくなったので滑りにくくなったのだろう、よかった。
いよいよ週末にはアルプスへ連休要員でお手伝いに…その後、予定では五竜・鹿島槍へ
なのに、梅雨はまだあけない。まぁ例年なみ、? 連休は暇になるので降ってもかまわないが、連休終わったらカラッと晴れんもんかね。
今週も天気予報とにらめっこかな。
そんなわけで伊吹山の登山記録でした。
おしまい
登山日 2019.7.6
白山へ登る
6月が嫌いだ。
6月、あまり良いイメージはないよね、梅雨のじめじめした季節だし。休日もないし、学期半ばで皆は忙しい時期かな。それでも夏休みはまだ遠い感じがするし…。
それに、年をとる。これが一番嫌だったりするかも。6月生まれってなぜかまわりに多い。統計とっても6月が一番出生数多い月なんじゃないかな。ま、そこは生物学の先生に聴いてくれ👂
そして今年の6月は間違いなく厄月。
何をやっても上手くいかなかった。大学2年間ごまかしてたツケが一気にまわってきたようだね。
まあ自分が悪いんですけど、ここは厄月ってことにして忘れてしまおう!
と、いうことでお祓いへ行きたいなーとなんとなく思ってたんですよ。
どうせなら山と一緒に行けたら御利益ありそうだと思い、霊峰・白山へ行くことにした。
ゼミの石川実習では手取川を調査するので、ついでに下見もできて一石二鳥(三鳥?)
今回も原付で登り口まで行ってやろうと意気込んで、2泊3日で予定を空けた。二週間くらい前から計画してたんだけど、直前までお天気の方が怪しくて、実習の下見だけになるのかなぁ、なんて思ってた前日に急に晴れマークが北陸へつくようになった。
梅雨の晴れ間に期待して土曜の朝、名古屋を出発。長良川に沿って白鳥まで北上。高1のころ八幡までママチャリで来たことがあったし、ちょうど一年前の6月には白鳥~石動を走ってるので、なんとなく見覚えのある風景がつづく。
白鳥からは油坂の急登をのぼって(もちろん旧道)福井入り。あれ、月曜も福井にいったっけ?
九頭竜川に沿って勝山まで行く。途中ダムやトンネルやらまぁ好みのものが沢山あって寄り道しまくる、原付は自転車と同じくらい気楽に停まることができる。これが一番の利点かもなぁ
これも国道脇に停めて撮った一枚
わけいってもふかいやま
そんなわけで勝山のスーパーで食料の買い出しをして、谷峠の長いトンネルをぬけて石川県入りした時にはとうに18時をまわっていた。
白山の登山拠点・一ノ瀬まで今日のうちに行ってしまおう。石川は金沢と能登には行ったが、こっちの山岳エリアははじめてだ、なんとなく山の雰囲気も独特。だいぶ山奥まで入ったなぁと思っていたら視界が開け、そこが一ノ瀬だった。ビジターセンターと一軒の古い旅館が建っている。
ちょうど夏至あたりかな、19時半をまわっていても薄明かるい、こりゃ助かる。ぱぱっとテント張って、その一軒の宿の温泉に浸かって汗を流し、夕飯食べて酒のんで寝てこの日はおしまい。
23(日)
午前中の方が天気が良さそうなので早めに登ってしまおう、、
と思ってたのに起きたのは5時…。(下界じゃいつも昼過ぎまで寝ているので十二分に早いんだけど)
どうせ明るくなったら起きるだろうと考えていたが、寝心地が良くて寝坊してしまった。
カブに積んでいたサブザックに用具を詰めて、テントははりっぱなしで出発。
登山口の別当出合いまで車道が続いているのでこれまたつづら折りの細い道(いちおう県道なんですよ)をのぼる。雨が降らなければよいと思っていたのに雲ひとつない青空。これは期待できそう。
登山口についてはじめて靴の底敷きを忘れたことに気づいた、干しっぱだった…。
そんなわけで6時、別当出合い
白山の山行記録はネット上に大量にあるのでまあそっちを見た方がはやいな、今回もここには詳しく書かない
コースは一番メジャーなルートの砂防新道で上がって観光新道でおりた。
コースタイムは以下のとおり
別当出合発 6:30
中飯場 6:55
甚之助避難小屋 8:00
黒ボコ岩 9:00
室堂 9:20
★御前峰 着9:45 発10:25
大汝峰 着11:25 発11:50
室堂 着12:25 発12:55
殿ヶ池避難小屋 13:50
別当出合 15:35
山頂の御前峰まで3時間と15分で登れてしまった。
これには訳があって、はじめは抜けるような青空が広がっていたのだが、登っているうちに谷底からガスが凄い勢いで上がってきて、黒ぼこ岩に着いたころには別山が隠れてしまって、こりゃぁ山頂も危ういぞと考えて、室堂で休憩もせず一気に山頂を目指したという訳です。
いいですね~
ガスがもくもくと…
ほいでなんとかガスより先に山頂について、大汝方面の景色を楽しめたけど、30分もしないうちにガスであたりは真っ白になっちまった。
間に合った…💨
ガスったら仕方がない、のんびりと御池巡りをして、大汝峰に寄って室堂へ戻ったというわけ、
ガスの切れ間からたまに日が射して、火口湖が一気に輝いた時は、ほぉはるばるきた甲斐があったなぁなーんて、すこしみとれてしまった。
翠ヶ池の融雪
下山はとてもゆっくり。ガスってしまったけど花の写真を撮ったりしてたら遅くなってしまった。
観光新道の尾根筋には沢山花が咲いていた。ハクサン~という花が多いのは白山が花の山だから。
一応写真には撮るんだけど、正直あまり興味はない。花に詳しくなりたいなぁとは思うけど二十歳そこらで花なんか覚えはじめたらそれこそ終わりだと思う。今はそれよりいろんな山について知りたいという欲のほうが勝っているのかな、。
でもきれいでしょっ
下山後は一ノ瀬まで戻り、テントを撤収して白峰の集落まで下った。
立派な総湯につかって、集落外れの芝生の広場に張ったテントで眠った。
帰った後、今までしてきた野宿についてまとめておきたいなぁなんて考えはじめて、記憶の範囲(必ず寝場所を写真に撮る癖があるのでかなり正確なはず)で集計してみた。
野宿はまた別でいろいろ書きたいが、とりあえず今まで54泊もしていた。テント以外でも駅で寝たり、ベンチで寝たりといろんな場所で夜を過ごしていたことが判明。
目指せ学生時代に野宿100泊!
そんな訳でこの夜もまた野宿遍歴を増やすことができた。テント泊だと簡単な自炊をする場合が多いのだが、この夜は集落内の古民家でそばを食べた。夜遅くお邪魔したのに、作り過ぎた炊き込みご飯までいただいて何かと満足だった。
結局次の日に1日かけて名古屋へもどった。
なので実習の下調べはまったくといっていいほどできなかった。
ゼミの皆には、石川まで行くと豪語していたのに、本当に行っただけになるとは。
それでも実習のテーマは山でやりたいなぁとなんとなく考えはまとまった。ここから構想を立てて8月末には形にしなきゃね、
↑帰宅編 敦賀経由で…
そんな感じで厄祓い山行・白山編でした。
6月は花も咲いて日も長く、残雪もあって雨さえ降らなければなかなかの好条件が揃っている時期だとおもう。
修理に出してた登山靴も戻ってきていよいよ夏山シーズンだ。来週の伊吹山は雨で流れそうなので、次は後立縦走か。その頃には梅雨もあけてるといいな、
日付も変わって気づけば7月!いいことありますように☀️
おしまい
登山日 2019.6.22~24
冠山 (岐阜・福井)
そういえば中古でカブを買った。
そいつにまたがって越美国境まで行ってきたんで、早速書こうと思う。
もともと月曜はゼミ課題をやると決めていたのだが、天気が良さそうなので、ほったらかして出掛けてしまった。梅雨は真面目になると決心したのに空梅雨じゃあしょうがないね…
昨日はバイト後遅くまで遊んでいたので6時に起きるのが限界。朝飯食べて7時半出発!
長久手、春日井、小牧と朝の郊外地帯を抜ける。混んでて時間がかかるが運転の良い練習になるね、
10:20 岐阜 柳ケ瀬
ここではじめて休憩、すでに3時間近く走った訳か。岐阜県にはよく行くが、岐阜の中心街に来たのは人生初ではなかろか?
それなりに栄えてましたヨ
忠節橋で長良川を越えて、北方、糸貫、大野なんかの町を経て11:50揖斐川町役場。ここら辺の町もはじめて来たかな。地図ではよく見てたんだけど、
揖斐川町ってのは自治体としては昭和の時代からあるんだけど中心の宿場町(?)はなんていう名前なのかな、今度調べてみようか
平成の時代に揖斐川町は合併をして巨大化しちまった。これから行く久瀬、藤橋の村も吸収されちゃって冠山までが揖斐川町。まぁ源流一帯を町域にしたわけだから名前はしっくりくるんだけど、なんだかね。それでも"合併"というのが今回のテーマだったりして、まぁその話は後程…
一台の原付はノロノロと揖斐川に沿って山を登ってゆく、、。交通量も少なく快適ですわ。
13:00 徳山ダム
これは帰りに橋の上から撮った写真。巨大だね、貯水量日本一じゃなかったっけ、一村潰して作った訳だからまぁ大したもんですよ。
僕は昔はダム反対の立場で、今もそれはそんなに変わらないんだけど、やっぱりダムが好きという矛盾を持って生きてるんですよ。それは去年、荘川流域を自転車で巡った時に確信したね。
なんというか、ダムや長大トンネルの土木技術が自然に挑む姿というか、そういうのは評価して良いんじゃないかな?
ここから林道の始点までトンネル地帯。ダムと一緒に作ったんだろうね。長いのなんか3キロ越えですよ!寒いったらありゃしない。
13:30 ようやく冠山林道始点←山、登れますかね…
車一台分の幅しかない狭いつづら折りの林道を2速で力強くかけ上がる。さすがに自転車じゃあ無理だなあとか思ってたのに、帰ってググったら自転車で登った記録が何個かあって驚いた。
流れる雲で見え隠れを繰り返す冠山を眺めながら、そのゴツゴツと険しい岩肌に向かって峠をめざす、今日のハイライトかな。
↑林道から見る冠山 ここの谷から揖斐川は始まる…
14時冠山峠着
福井との県境で立派な石碑が立てられている。それと一緒に両県の自治体の名前を刻んだ墓石のようなものもちょこんと立っている。
福井側には池田町(揖斐郡内にも同名の町があるが…)のひとつに対し、岐阜側には徳山村、藤橋村、揖斐川町の3つが立てられている。
さっき言った合併を、ここで実感させられる訳ですよ。
徳山村の廃村は特異的だけれども、合併自体は自然なことだから悪くは思わない。ただ、この半世紀で日本は狭くなったんだなぁと感ずる。
でもこうして3つの石碑を残して、合併の歴史を説明してくれてるのはありがたい。(フツーの道路標識だったら撤去されちゃうからね)
低気圧が東の海上にある影響で、稜線には雲が残る。風もでているが、たまに山頂もみえている。何より今日は雷の心配がいらないので計画どおり、冠山峠から冠山へ登ることとする。
14:30 登りはじめ←さすがに遅すぎるか
山行記録は他にも沢山あるので、ここには簡単に時間だけ記しておく。
15:15 冠平 風の抜ける笹原
15:33 冠山 山頂1256.6m
15:45 下山開始
16:40 冠山峠へ戻る
登りはじめに3人とすれ違った以外は人に会わなかった。結局山頂はガスの中で期待してた眺望は見られず…
遅くに登ることができただけでもよしとするか
17時、峠を後に帰路につく
下る時に見える奥美濃の山々が西日に照らされて美しい。
急な坂を降りる際、減速チェンジの意味が身を持って理解できた気がする(教習所では意味が分かっても理解できていなかった)
20:20 岐阜まで戻る
岐阜から名古屋までは名岐道路を走る、皆とばしてておっかなかった…、、。枇杷島でガソリンを入れて、22:30運転でヘトヘトになって帰宅。
と、まぁツーリングメインになってしまったが、長年憧れてた冠山林道を走ることができて満足している。
峠直下では現在進行形でトンネル開削工事が進み、近い将来には冠山峠道路として通年で往来が可能になるそうだ。林道は冠山登山のアプローチとしてどちらか側は残ると思われるが(おそらく岐阜側?)片方は廃道になる運命だろう、、
贅沢をいうならば、林道が旧道になる前に福井側までもう一度走り抜けてみたいものだ。
"広いニッポン"・"越えられないもの"なんて気づいたらなくなっちゃうもんね、
おしまい
登山日 2019.6.17
風が止んだので
今日久々のバイトへ。久々といっても、一週間ぶりかな?5月は週5ペースで入ってたから長く感じるなぁ。
夕方家を出た時は北風が強く吹いていたっけ。予報外れて日差しは午後になってからだったし、先週末のような暑さはなかった。
暑いったって、5月も後半だもの、そりゃ晴れりゃあ30度近く上がったって不思議じゃないね、
なに熱中症だ異常気象だ、いちいち気にしてたらしょうがないよ。
温暖化っていうけどさぁ、俺なんか温暖化しちゃやあいいと思ってるよ。だいたい暑さより寒さが嫌だからね。平均気温が2度上がるとするよ、そしたら冬の最低気温はだいぶ上がって過ごしやすくなるぜ、氷点下が希になってありがてえや。
雪も減って便利じゃねえか。雪が減って悲しむなんてゲレンデのおっちゃんと、どっかの山ヤくらいだろうに。
そこらの人なんてゲレンデが廃止されようたって、ツバルの海面が上昇しようともなんにもかわらんよ。
ニュースといえばなぁ悲惨な事故・事件がおおいよな。80代の爺さんが車を暴走させたと思えば50代ニートの無差別殺人だもんな、何が起きるか分からんもんだね。
ただ殺人はいけないけどさ、運転手の爺さんはかわいそうだよな。もちろん残された家族を思えば運転手は罪を償わないかんけど、なんだかあなぁ、、。大学いったら皆口揃えて老害老害というけどよぉ、お前さんだって50年後分からないぞって言ってやりたい。少なくとも俺は老害になるからな。事故るかどうかとかじゃなくて、こんだけ甘ったるい20年を過ごしたら老後は確実にワガママになるぞ、
だいぶ話がずれちゃったけど、バイトが終わる頃には風も止んで過ごしやすくなってた。やめときゃいいのにバイト仲間とビリヤードへ行って1時頃帰宅。そしたらもう最悪、鍵を忘れて入れない。うちの家族は異常に早く眠るので誰も開けてくれない、隣の家からお子さんの声が聞こえてるのに、、
そんな訳でバンバン叩いて起こすのも気がひけるし、風も止んで心地よいので玄関先に座り込んでこんなくだらない文章書いてるよ。
いつになったら気づいてくれるかなぁ…このまま朝になるかもねぇ、もう2時前ですよ、流石に眠いよぉ。。。
あとなんだ、今日はインターンの説明会があったんだって?な~んかやる気がしないんだよなぁ就活、本当になにもしないような気がする。インターン行く位だったら山を取るかなぁ(夏休みの話)
まぁなんとかなるでしょ理論でなんとかなるような気もするし、今回ばかりはどうにもならない気もするし。
でも身体は嘘をつかないからな、今日の説明会に足が向かわなかったのは正直な反応だと思うよ。
昔(高校くらい?)先生が言ってたっけな、自分には嘘はつけないぞっ!て。そんなもんかぁなんて感心してたけどやっぱり自分の感性とか反応とか欲には正直にいたいもんだよね、っていう解釈でいいのかな。
で、大学も行かず昼間は何してたかって言うと、大したことは何もしてないんだけど、壁の模様替えをしたんですよ。
一年前からでっかい九州の地図が掛けてあったんだけど、もぅどこにどんな町があるとかまで完全に把握しちゃったし、九州へ行く予定は暫くないもんだから思いきってビリビリっと!
そして代わりにこいつを
旅先で買った絵はがきとか手紙とかが少したまっていたので。
壁の模様替えした日っていうのはよく分からんけど部屋に入るだけでワクワクするんだよね。その分やっぱり気になって写真の配置を何度も変えてみたり、角の傷が気になったりするもんだ。
次の日になっても、やっぱりもう少し上にすべきだったなぁ…なんて思うんだけど、3日もすればあら不思議、すっかり慣れてしまって何も感じなくなる。
しまいに一週間もすれば埃被ってんだからおかしな話だ。
そんな訳でさ、いろいろ思うことをあげてみたけど、早くドア開けてくれんかねぇ。もう3時になりますよ(T T)
おしまい。